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【読書感想文】異端のすすめ 橋下徹

安っぽいタイトルと圧倒的な熱量

 

この一言に尽きると思います。

良い事言ってるのに。もっと良いタイトルはなかったもんか。

と何度も読んでいて思いました。

 

異端のすすめ 強みを武器にする生き方 (SB新書)

異端のすすめ 強みを武器にする生き方 (SB新書)

  • 作者:橋下 徹
  • 発売日: 2020/02/06
  • メディア: 新書
 
 

 

表紙ラーメン屋かよ 笑

 

でも、すっごい熱量が詰まった本でした。

著者の橋下徹さんは、元大阪府知事で、元大阪市長の言わずとしれた超有名人。

その前はタレントをやっていて、そのあたりの経緯とか、どうやってチャンスを掴んでいったのか、チャレンジしていったのかみたいなのも書いてあります。

 

納得感は完全燃焼できるかどうかで決まる

という言葉が本書の中でも出てきますが、

熱量を持って、それで成功体験を積むことによって物怖じせずに次の挑戦ができると。

 

橋本さんがすごいのは、それだけの熱量を持った上で、俯瞰して、合理的な判断をしているところ。

挑戦すると決めたら冷静に計画を立てて、持論に対する裏付けを徹底的に用意して

それで挑戦していくと。法律家らしい一面というか、上手くハイブリッドさせているんだなぁと感じました。

 

合理的に人付き合いをしていくとか、自分軸にこだわらず色々な挑戦をするとか、

質は量で磨くけれども、どこかでシフトチェンジが必要だと、量が目的になってはいけないだとか。

 

特に面白い考え方だと思ったのが、

知識のインプットより持論のアウトプット

という考え方です。

 

インプットしたものから持論を導き出し、

背景とか、裏付けを更にインプットで強化していって 

アウトプットするという流れでした。

 

その持論が逆張りの様であるほど、しっかり裏付けが取れていれば

よりインパクトを持ったものになると。

 

単純に読み物としても面白く、橋本さんの生き方とか、考え方が詰まった本だと感じました。

 

表紙とタイトルがなぁ。。。