tipman's tips

家庭と物欲たまに仕事

モラベックのパラドックスとかいうやつ

1歳の長男君に歯磨きをするときに

「ゴロンして」

と言ったら、布団まで歩いて行ってゴロンしました。

 

歯磨きが終わって、

「たっちして」

と言ったら、ハイタッチしてくれました。

 

これって要するにただのオペレーションミスなんだけど、

コンピュータと一緒で、ただ言った通りの事をしてくれた

っていうだけなんですよね。


これが成長してくると、場面に応じて自分で判断したりして

適切な、それが本当に適切かどうかはわからないけど本人なりの判断をして、

行動を選択するんですね。

 

この「状況判断」ってのを

コンピュータというか、いわゆるAIだと思うんですけど、

覚えてくれると、より人間らしく、より実用的に、より便利に

になっていく訳なんですよね

 

そう考えると、コンピューターと人間って

成長の方向性が同じなのかなぁとか考えてしまうけど、

よく考えたらうちの子、画像認識とかできないわ。

少なくとも髪切った親父を認識するのに数分かかるくらいの処理速度だわ。

 

とか考えていたら

こんな記事を見つけました。

www.atmarkit.co.jp

 

頼んでも無いのに(むしろやめてくれ)

棚の上の物を落としたり

ティッシュ全部出しちゃったりと言うことは

コンピュータはやらない、というか出来ない

という話ですね。

 

これって

言い方は良くわかりませんが、

プリインストールされてるソフトが違うだけでは?

と個人的には思います。

真似するとか興味とか好奇心とかが最初から備わっていて、言われたことをやるって言うのが後天的に備わっていて指示待ちの人間になるのか、

言われたことだけ処理する機能がもともとあって、

言われなくても動くような機能を追加していくのか、

という違いなだけではないかと。

 

大人ができることが先にできて子供ができるような事はむしろ難しいって書いてありますけど、切り取り方の問題じゃないのかしら。

好奇心とか興味とか、そういうのが難しいって言うことでいいのかしら。

 

多分本当はもっと難しいんでしょうけど

そんくらいしか理解できませんわ。


それをどうやって実現するかに関しては、

専門家の方々におまかせするとして、

我々現場サイドとしては、どういう準備をすれば良いんでしょう。

「あれやっといて」

みたいなぼんやりした指示でもコンピューターが動けるようになれば、

今みたいなどうしてもやらなければならない繰り返しなんだけど

どうしてもある程度判断が必要な仕事だったり、

毎月のルーティン以外にもテンポラリーな仕事にも対応できるんでしょう。

 

出来ないことといえばなんでしょうね。

紙書類のファイリングみたいな物理的な仕事はできないでしょうけど、

それくらいですよね。

 

少し前にAIが仕事を奪うみたいな話が出たと思うんですけど、

仕事を奪わせるには、現場の裾野レベルまでAIが普及しなければいけないんですよね。

 

じゃあ、

AIが現在の仕事に広がっていくとして、

どういう形で広がっていくんでしょうね。

 

エクセルマクロみたいに、ある程度知識が必要なんでしょうか。

それともwordやexcelのようにビジネスマンの基本スキルのような扱いになるんでしょうか。

いずれにせよ、各企業でまた独自の進化を遂げるんでしょうね。

会社とか部門ごとに代々使われてきたexcelシートとか、マクロとかってありますもんね。


ITベンダーでは、仕事の根幹まで理解するのは難しいでしょうから、

やっぱり現場現場で運用していくんだと思うんですよね。

AIを使って効率化しなければいけない仕事って、経営者とか社内SEとかとちょろちょろっと話して売っただけでは浸透しないとおもうので。

 

 

まだ簡単にAIが現場に広がっていくイメージはできませんねー。