仁丹VSフラペチーノ
エビ中って知っていますか?
そう、海老名市立中央図書館です。
別にふざけている訳ではないんです。
この図書館がやばいんです。
https://ebina.city-library.jp/
4階建ての建物で、本も多いしゆっくり出来るスペースも多い。
何より図書館の中に蔦屋書店とスターバックスが入っていて、
コーヒーを飲んだり、本を購入したりすることができる図書館なんです。
つまり、子供と一緒に行っても、自分で読める子なら、こっちの時間をしっかり確保できて、コーヒーを飲みながら読書や調べものなんかもできるという最強の図書館なんです。
地元の図書館はそうは行きません。
数少ないテーブル付きの椅子は学生で埋め尽くされていますし、
閲覧用の椅子は老人達で溢れかえっています。
本も読まずに座ってるだけ。
しかも仁丹臭いし。
子育て世代に優しい図書館というのは貴重です。
海老名駅から徒歩7分ですが、図書館利用者は駐車場も無料なので、車でも行けます。
横浜ナンバーの車も多く、市内以外からも人が来ているようです。
入り口はこんな感じです。
スタバの看板の方が目立っている気もしますが、
海老名市立中央図書館です。
中はこんな感じです。
うおい!
ってなりますよね。
図書館ですって、これ。
洒落た建築物と天井まで埋まった本棚って威力ありますよね。ぐっとくる。
本の閲覧席と勉強席が分かれています。
スタバの席もあります。テラス席もあります。
そうやって、本を読みたい人、コーヒーを飲みたい人、勉強したい人、調べ物がしたい人と客層ごとに棲み分けをしてもらっているので、とても過ごしやすい。工夫されています。
1階に蔦屋書店が入っているので、そこの本もスタバでコーヒーを飲みながら読むことができます。
2階と3階には勉強スペースが用意されていて、学生さんなんかはそこで勉強していました。
ここの座席数も多く確保されていて、勉強する人にも優しい作りになっています。
4階は絵本と児童書です。
1階からの直通エレベーターで行くことができました。バギーなんかを使う人には有難い設計です。
残念ながらテラス席は使えませんでした。
(換気用に窓は空いていましたが。)
この図書館で出来ることは、雰囲気が良い中で
本を買う、本を借りる、コーヒーを飲む
これだけです。
これが最高なんです。
意味わからないですよね?図書館ですよ?
仁丹くっさいおっさん達は何処に配置しているんでしょう。
市区町村でこんなにも差がでるもんかと
ついつい長居してしまいそうになりますが、コロナ対策のため1時間を目処に、ということですので、そこは我慢です。
うちの近くにもできないかな、と思って調べてみると
どうやら2014年にCCCへ管理が委託されて2015年からこの形で運営されているらしいですね。
最初の方は結構大変だったみたいで、蔵書検索の方法とか、地元から離れた地域のグルメ本が購入されたとか、そんな揉め事があったみたいです。
くだらない。。。
図書館って、ある種保守的な人たちの集まりでもありますから、揚げ足を取るような反発は仕方ないかもしれません。それでも負けずに続けてくれた運営の方々に大変感謝します。
メディアでも取り上げられたみたいなので、そうなると騒ぎを起こしたくない
他の市区町村はちょっと及び腰になるんでしょう。
結果的に居場所を奪われた仁丹オジサンたちも大事な一票を持ってるわけですし。
何なら子育て世代よりも多いし。
要するに、良くも悪くも「図書館らしくない」のをどう捉えるか、というところだと思います。
仁丹VSフラペチーノではなく、棲み分けしたいよね、
受け入れることができない人もいるので、受け皿はいるよね。と。
全部が全部古い形式にこだわる必要はないと思うので。棲み分け出来れば良いんじゃないかと。一回見てみればいいのにと思います。
私は非常に使いやすく感じました。
常駐しているスタッフの方が愛想よく対応してくれたのも良かったです。
地元の図書館では、暗く不機嫌な対応が多いので、これも新鮮でした。
スタイルも客層もスタッフも新しい次世代図書館で最高の居心地を提供してくれる図書館です。
東京から1時間半程度とちょっと遠くても行く価値ありです。
関東地方でここを超える図書館なんて無いんじゃないでしょうか。