ビフォアコロナにこだわる企業に関するもやもやについて考える
朝の通勤電車の人が増えてきました。
徐々に満員電車に近づいてきています。
今日も昭和企業に出社して紙の書類を作成して捺印します。
パスワードを入力してパソコンにログインします。
今日は3ヶ月に1度のパスワード変更の日です。
生体認証にすれば良いんですが、
windows helloはグループポリシーで制限されています。
便利で、よりセキュアな方法があっても利用しません。
制度が作れないんですって。
コロナウイルスのピークが過ぎたので、在宅ワークは終了です。
在宅ワークを出来ない職種の人もいるからだそうです。
まさに悪平等。効率なんか考えません。
絶対みんな満員電車なんか嫌なはずなのに、
結局は惰性と同調圧力に勝てないでいます。
ずーっと感じていた、この時代がビフォアコロナに戻っていくことに対するもやもやとか嫌悪感とかの正体がなんとなくわかってきました。
「もったいない」んです。
緊急事態宣言を受けて、テレワークを緊急導入する起業が一気に増えて、
それでもそれなりに上手いことやれているところもあるというのに、
元に戻してしまうなんて
毎日決まった時間にクソ効率の悪いオフィスにこさせるよりも
適宜効率化した方法を取ればいいのに。
朝9時からみんなでラジオ体操を始める軍隊式に戻してしまうなんて。
もったいない !
これなんですよ、私が感じていたのは。
コロナウイルスの騒動が起きる前からみんななんとなく
満員電車ってアホくさいよなー
ってのは絶対思っていたはずなんです。
それを実現する口実を得たわけなんですが、それでもやっぱり戻ってしまうという。
何なんですかね、これは。
もちろん、全部の企業がビフォアコロナに戻りたがっているわけではないですよ。
基本的に在宅ワークを取り入れるとか、個人レベルで地方に移住するという人は
出てきているみたいですから。
その分すし詰めみたいな光景はなくなりましたね。
これがコロナウイルスを上手く利用できた企業と出来なかった企業の差なんですね。きっと。
変えるだけの体力とか能力があるかどうかというところだと思います。
トップの決断力って言っても良いのかな?
いや、それよりも対応できる人員を揃えられるかどうかの方が大きいかな。
結局のところ、世代交代を待つしかないんだと。
会社はそこまで持つのかしら。