出社率が下がっている(ように見える)方法あれこれ
こんにちは
働き方改革と、コロナウイルスの相乗効果により爆発的に広まっている「なし崩し的テレワーク」ですが、当社も例外ではありません。
在宅勤務が一部の社員に定着しつつあります。
といっても、在宅勤務者は4割程度です。
なぜかというと、特に業務の棚卸しもせずに、やれる人は家でやってくださいというのが「なし崩し的テレワーク」の特徴なので、
要するに大した仕事もしてないしやる気もない人達向けの在宅制度になってしまっています。
バカンス在宅ですね。
(ちゃんと運用できている人もいるんですけどね。)
その人達の仕事も残った人たちで片付けるので、中々これ以上は在宅率が上がりません。
当社だけではないと思っていますが。
目標としている7割には届かないので、出社率を下げるためにいろいろやっていますが、
気づかないままざんねんな出社率削減計画になってしまって
ちょっと真っ黒寄りのグレーな所もあるので紹介します。
1 在宅警察を出動させる
まずは在宅警察を出動させます。
役員が巡回し、出社している社員を見つけると
「なぜ在宅勤務をしないのか、いつからするのか」
と問い詰めます。在宅警察による職質です。
前述した通り、バカンス在宅を利用している社員の仕事もあって
バタバタと忙しくしているところにこれはなかなか効きます。労働意欲を根こそぎ持っていかれます。
邪魔するならあんたが帰ってくれと言いたくなります。
一応役員だったり何なら社長だったりするので無視するわけにもいかず、
ちゃんと説明してみたり、
曖昧にヘラヘラしながら
「いやー、繁忙期で忙しくてー」
と言ってみたり。
2 予定表だけ提出する
実績は不問です。あえて確認しません。
緊急対応という魔法の言葉を乱用すれば簡単です。
3 マスク着用を徹底する
熱くても通勤中はマスクを着用させます。
そして自転車の通勤なんかは認めません。
通勤が嫌だなあ、と思わせる作戦です。
聞こえづらくても、会議中もマスクをします。
マスクをした上で質の悪い会議室のマイクで音を拾っているのでテレビ会議をしても音がぼやけて聞こえません。
テレビ会議がしたかったら全員在宅になるしかないと。
というわけでざんねんな出社率削減計画でした。
わけあって絶滅しました。
にならなければいいですが。