在宅勤務 VS子供達の記録
普段であれば、仕事と子育てが絡むことなど殆どありませんが、
今年は緊急事態宣言により、在宅勤務の実施がありました。
当社でも、基本的には在宅勤務というアナウンスがあり、多くの人が
在宅勤務を行いました。
その中でよく聞こえてくるのが、子供がいる家庭は無理なんじゃないかという声です。
そこで、我が家のVS子どもたちの様子を伝えたいと思います。
我が家には小学三年生(8歳)、年中(5歳)、赤ちゃん(0歳)がいるので、
それぞれについて紹介します。
難易度の評価項目は
勤務可能時間(1日8時間の勤務時間のうち何時間程度を作業に当てられるか)
電話対応(かかってきた電話に対応できるか)
テレビ会議(テレビ会議中にも静かにしていられるか)
で判定しています。
1 小学三年生 難易度:低
小学校もなかなか1学期が始まらず、家にいることが多くありました。
ただ、基本的には一人でだいたいできるので、こちらで見るのは食事の準備くらいです。
普段は学校の課題や読書やテレビで時間を潰してもらえるので、
朝のうちに近くの公園で運動をさせてしまえば概ね問題はありません。
仕事の電話を近くでしていると、
「なんでパパ自分の事を"私"っていってるのー? 女の子になったのー?」
とかチャチャを入れてくることもありますが、かわいいもんです。
学校の課題に丸付けをする時間等、こちらが割かなければならない時間もありますが、
息抜きとしてはちょうどよく、むしろ業務効率的にはプラスではないかと思っています。
勤務可能時間:7.5時間
電話対応:◯
テレビ会議:◯
2 年中さん 難易度:中
保育園も登園自粛の要請があり、家で過ごすことが多くありました。
多少物分りは良くなってきているので、テレビ会議、電話対応中に騒ぐようなことはありません。
ただ、まだ一人で遊ぶのはちょっと難しく、小学生と違って学校からの課題があるわけでもないので、すぐに飽きてしまいます。
賛否あるとは思いますが、テレビに子守をさせるような形をとれば仕事は進みます。
小学生よりもかまってやらなければならない時間は増えますが、大きな問題はありません。
単独の場合はそれで問題ありませんが、暇すぎて宿題中の姉ちゃんににちょっかい出してケンカを始めるとか、寝ている赤ちゃんをおこすとか
よくトラブルを起こすので、そっちのほうが厄介かもしれません。
勤務可能時間:6時間
電話対応:○
テレビ会議:○
3 赤ちゃん 難易度:高
赤ちゃんと一緒のときはかかる手間が違います。
食事は離乳食だし、おむつは変えなければならないし、眠いと泣くし、お腹が減っても泣くし、引き出しから何でも出して口に入れるので目が離せないし。仕事どころではないでしょう。
作業できるのは午前と午後の寝ている時間位です。
私がよく使っていた手としては、立ち作業ができるテーブルを用意して
おんぶ紐を使って作業をしていました。古き良き日本の母ちゃんスタイルです。
それと、ワイヤレスイヤホンを使って電話対応をすればオムツ替えの最中にも電話に出られます。
テレビ会議もワイヤレスイヤホンを使って顔出しせずに抱っこ状態で出ます。
途中で起きるリスクがあるのであまりおすすめしませんが。
それだけやっても1日の半分くらいしか仕事には使えません。
このくらいの子を見ながら在宅勤務というと
ちょっとむずかしいのかな、という気はします。
勤務可能時間:4時間
電話対応:△
テレビ会議:☓
まとめ
子供がいると一言で言っても色々な状況があります。
年齢によっても違いますし。
家事にどれだけ時間を取られてしまうのか。とか
子供に対する対応がどれだけストレスなくできるのか、とか
ひょっとして、今までの育児の成果の一部なのでは・・・という気がします。
それを「子供がいるから無理」と一括にしてしまうのはちょっと問題があると思います。ちょっとやってみて出来るできないを0か100かで判断するようなものではないのではないでしょうか。
業務の切り分けだったり、家庭内の協力体制だったり、
在宅勤務を通して、仕事や育児とを見直してちゃんと向き合うチャンスなのかもしれません。