子育てが超絶捗る絵本選びのポイント
今月号のCasa BRUTUSで、「大人も読みたいこどもの本100」という特集が組まれていました。
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今日も図書館で絵本と児童書を30冊借りてきた我が家としては見逃せない内容です。
早速購入して読んでみると、大人も読みたい子供の本ということで
絵本と児童書100冊がズラッと書いてあり、
その後「エルマーのぼうけん」や、「くまのこウーフ」などの個別の特集が組まれていました。
「あー、これ読んだことあるー」
とか、
「これ面白いんだよー」
とか、
親子でそんな話をしながら見ることができました。とても良い内容でした。
表紙が「エルマーの冒険」というのもいいですね。
私も子供も読んだことがありました。
こういうのを時代を超えて愛されるなんたらと言うんですね。
読みながら、絵本のチョイスにはちょっと物申したいところがあるなぁ、
と思っていたら、絵本に関しては近年登場したものが中心とのこと。
かこさとしさんとか、五味太郎さんとかが入っていないのは
そういうことなんですね。
確かに読んだことの無い本が多く掲載されていて、
まんまと「なぞなぞライオン」と「カ どこいった」を
買わされました。
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やっぱり
子育てと絵本とか児童書って、切っても切り離せないところがありますね。
本の読み聞かせなんかはどこの家庭でもやっているでしょうし。
本によっての思い出や思い入れがあるのが面白いところです。
読み聞かせをすると、30分くらい時間を取られてしまいますが、大事なコミュニケーションの1つですので、なるべく毎日時間を取ってあげたいところですね。
我が家のの長女さんなんかは、今でこそもう屁理屈大魔神で、臆せず何でも話せるようになりましたが、
幼児の頃はとても内気で家の外では本当に大人しい子だったんです。
そんな子がアンパンマンミュージアムの入り口を見た途端走り出して
「これ!これ!」と言いながらアンパンマンが書いてある壁をバンバン叩いているのを見て、こんなに外で感情を出せるんだなあ、と思ったのを今でも覚えています。
そういえば、
鉄腕アトムとドラえもんが先程の100冊に入っていますが、アンパンマンはいませんでした。
ドラえもんはまぁ、50周年ですからね。そういう意味もあるのかもしれません。
それに、最近はアート方面とのコラボレーションも多くて、大人も子供も上手にターゲットにしているなぁ、と感じます。
鉄腕アトムはどうなんでしょう。私自身リアルタイムの世代ではないですし、子供たちも知らないと言っています。
こどもの本と言うより、かつてこどもだった人たちの本というイメージです。
アンパンマンのほうが適任では?
と感じました。
また、このような絵本特集では必ずと言っていいほど登場する
ヨシタケシンスケさんも紹介されていました。
いま注目の絵本作家というページでしたが、すでに超有名だから、もうちょっと違ったところを紹介してほしかったです。
最新作の「もしものはなし」が紹介されていましたが、思い入れも何もない発売前の本を紹介されてもただの宣伝か?となってしまうので、やっぱりちゃんとお勧めできるものを紹介してほしかったです。
個人的には「なつみはなんにでもなれる」が至高です。
子供に対する観察力というか、言いそうな事と、やりそうな事と、ここまでやったら面白いって事と。リアルとフィクションの間というか、あるあるとクスッとするバランス感覚が素晴らしいと思います。
本人は一生懸命だけど、ものすごくルール無視だったり、話がぶっ飛んだりするとこなんか、「わかるわー」と思って読めます。
「りんごかもしれない」が100冊の中に入っていましたが、もっともっと深堀りできるはずです。
絵本や児童書は、そのもの自体の評価というよりも
思い出や思い入れが強く影響すると思うので、正解は無いと思いますが、
とりあえず面白そうな本を2冊知ることが出来たのでそれは収穫です。
やっぱり大人が興味を持って読んであげることで、子供も本好きになっていくでしょうし、こうやって定番やお勧めが一覧になっていると、本を選ぶ方も助かります。