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退屈なことをどれだけpythonにやらせられるのか 自習を活かすタイミングを考える

本屋さんに行くといまだに

簡単に出来るVBAとか、マクロを使って業務効率化とかが平積みされています。

次に多いのがPythonを使ってexcelを効率よく操作しましょう。

といった内容の本が出ています。 

 

私も、数年前に

丁度UdemyのPythonのコースを見て、色々とシステム化していきました。

このコースはとても良かったです。

オブジェクト指向なんかちょっと私苦手なんですけど、わかりやすく教えてくれます。

www.udemy.com

 

ど定番ですが、退屈なことはPythonにやらせよう

という本もおすすめです。 

 


 

 

一度、別の部署で退職者が大量に出た際に、

「プログラムを組んで今まで人力でやってた部分を自動化しても良いか」

という質問をしたら、

「やり方は任せるからなんとかしてくれ」

ということだったので、良い機会だということで対応しました。

 

内容としては簡単なもので、各支店で集計している売り上げやら利益やらの

データを特定のフォルダに放り込んでおいてもらって、

それを集計して規定のフォーマットにまとめて、

各種の分析数値を計算する。

といった内容です。

 

これが今どうなっているかというと、

プログラムの実行なんかは現地の担当者で行えるものの、

フォーマットの変更などの細かいメンテナンスは私が対応しています。

簡単な内容とは言え、経理屋さんに覚えてもらうのも難しいし。

一応、社内に情報部門はあるものの、

「Pythonはしらん」

ということで引き取ってもらえず。

 

メンテナンス用の画面を用意すればよかったのかもしれませんが、

そこまでやるとなかなか面倒くさいし。 

 

なので、未だに過去の仕事が手から離れない状態です。

私が退職したらどうするんだろう

とも思いますが、手作業で対応するんでしょう。もともとそうやっていたわけですし。

 

もうすぐ新年度が始まり、プログラミングを覚えて業務の効率化をしよう

という人もいるでしょう。

実際、めちゃくちゃ便利ですし、自分で作った経験があると

いざシステムを入れようとなったときに外注SEさんの出してくるドキュメント類

の意味が理解しやすかったりします。

 仕事の幅が広がると今までより目線が広がって仕事がより面白くなることもあると思います。

 

ただ、今のところほとんどのシステムに関しては

メンテナンスは人の手で行わなければならない

というところは気をつけなければいけませんね。 

自作のプログラムなんか特に。

退屈でもPythonになかなかやらせられないんです。

毎月あるような作業ではないし、そのときどきでやる事違ったりするし。

 

ノーコードとか、ローコードも徐々に広がってきて、

ローカルレベルでの仕事に対応できる

プログラムやシステムを各々で構築していけるような

裾野は広がってきていると感じます。

 

だからこそ、

自分しか使わないと思っても、

一生その仕事をやっていくので無いのであれば

その仕事を他の人に引き継ぐ時にどうするか

も考えてやれると良いと思います。

 

あと、うちの情シスもっとがんばれよ。

Pythonできません。じゃねえよ。

 

まぁ、なんでPython使ったのかと言えば、

なんとなく楽しそうだったから

なので、文句を言う筋合いは無いんですが。

情シスからしたら勝手なことしやがって

っていう話ですから。

 

自作のプログラムで効率化する時は

その後のことまで考えましょう。

と言うことですね。