子供の「考え方」を教育する
このあいだ、子供たちをスケートに連れていきました。
柵に捕まったままなかなか滑り出さない長女に対して、
何の躊躇いもなく踏み出す次女。
しばらくすると、
だんだん滑れるようになって面白くなってきたのか、なかなかやめない長女と
すぐに転ぶので、一回飽きてしまったあと、お菓子でリフレッシュしてまた飛び込んでいく次女。
こちらとしては同じように育てているつもりですが、
ずいぶん性格や行動が違っているように思えます。
原因として考えられることはたくさんあるのでしょう。
知識や年齢もその一つだと思います。
次女は氷というものがよくわからないので、ためらわず踏み込んで行けたのかもしれません。
長女は、氷→すべる→転ぶ→痛いという連想ができるところまで成長した、ということかもしれません。
じゃあ、年齢を重ねれば、同じような思考になるのか
というと必ずしもそうではないと思います。
もちろん、全く同じ経験をするのは不可能ですし、多少の違いは出るでしょう。
ここで重要になってくると思っているのが、「本人の捉え方」だと思います。
最初は小さな経験の差によって考え方の違いが生まれるのでしょうが、
その後はその考え方に基づいて同じ経験をしても捉え方が変わっていくので、
最初の考え方の差が大きなものになっていくのではないかと考えています。
あまり、子供に「こういう風になって欲しい」などは思わないようにしていますが、
親としては楽しく人生を謳歌してもらいたいので、そういう考え方、捉え方をしてもらいたいと思っています。
また、自分に当てはめて考えてみるとどうでしょうか。
経験を経て最大限の成長ができるような捉え方が出来ているでしょうか。
子供の成長を見るたびに自分のことを考えます。
自分だってこれからまだまだ多くの経験をするはずです。
子供に負けないように成長していきたいと思います。