日本は本当にパタハラ地獄なのだろうか
カネカに続きアシックスも炎上している。
カネカの件と同様、男性の育休後の配置転換が原因だ。
育児休暇の義務化の話題とともに、専門家の人たちもそうでない人も
テレビの中だったりネットの中だったりでここぞとばかりにコメントしてる、
この記事の分析がなかなか面白い
年功人事の問題と取引先の問題、経営トップの問題
あぁ、なるほどな。と思ってしまう。現場の意見にも近いかもしれない。
取引先ってこういうこと言う人いるよね。
(ただ、国レベルの問題と会社単位の問題をごっちゃにするのはどうかと思うが。)
日本がパタハラ地獄なのかと問われれば、多分そうなんだろう。
共働きで家事も育児もめっちゃやってる自分でもパタハラする自信ある。
個人的な感想を言えば、育休なんて必要ないと思っている。
必要なのは短時間勤務とリモートワークだ。
労働者側のメリットは、働き続けられる事。育休と違って、育児期間中も経験を積める。スキルも身につけることができる。
さらに、都内に勤めていれば通勤時間の短縮になるので効率的。
奥さんの里帰り出産にもついていける。
使用者側のメリットは、育児中の社員とコミュニケーションが取れる
ということが最大の強みだと思う。
メールもあれば電話でもweb会議でもいいだろう。
そこで復職時の扱いなど、事前に双方が納得して進めればトラブルは減ると思われる。
(録画など記録にも残るので、カネカのような有休消化をさせないと言ったとか言わないとかいうトラブルも防ぐことができる)
現場作業員や工場勤務の人はすぐ「無理」って言うかもしれないが、
報告書や見積書の作成、図面の作成作業などをリモートで作成すれば、家にいる時間は長くなる。(それでも家事育児をやらない人間はやらないんだろうけど。)
とは言え、月に何回かは会社や現場にいく必要もあるだろうが
今は家事代行など、利用できるサービスもたくさんある。
労務管理などの問題はあるにせよ、PCの使用履歴などを用いて把握は可能である。
社員の退職リスクやハラスメントをめぐる炎上リスクを考えれば
取り組まない理由は無いように思える。
その辺りの本気で取り組まない姿勢が問題の根底にある気はするが。
この件に限らず、体育会系の文化の残る会社はハラスメントだらけだから
頭を使えるように徐々にトレーニングしてもらうしかないんだろう。