小泉進次郎議員の育休取得に育休普及のカギがあると思います
現役の環境大臣である、
小泉進次郎議員が育休を取得することがニュースになっています。
小泉環境相に長男が誕生 2週間程度の育児休暇取得の意向 | NHKニュース
それに対して、賛否両論がテレビやネットで繰り広げられています。
国家公務員の育休取得義務化の流れもあり、非常に議論が活発になっていますが、
どうしても外野というか、育児していないオジサンたちや、
そんなオジサンたちにマウントとってやりたいオバサンたちが議論しているので
的はずれな方向に進んでいると感じています。
そんな中で、現役閣僚の方が言ってみれば現場に飛び込んで体験してもらえる
わけですから、期待が高まるのは当然とも言えます。
記事の中にもありますが、テレワークなども利用しながら
2週間の育休を取得するそうです。
この2週間という期間にたいして、短いとかいう意見もあります。
育休というと、長期休みをとるようなイメージでいるから批判されるのでしょうが、
イメージに流されない小泉議員の判断は素晴らしいものだと思います。
逆にこの「2週間では短すぎる」という批判があることが日本の育休取得を阻んでいると思います。
この批判をしている人たちは本当に育児を経験した人なのでしょうか。
育休は長期で休みを取らなければならないというイメージに完全に流されてしまっています。
父親の立場から言わせてもらうと、ずっと家にいる必要は全く無くて、
「必要なとき」に家にいればいいんです。
1人の子供に対して2人がかりで対応しなければならない場面なんて
限られたものなので、
その部分と、嫁さんのケアができればいいんです。
時間、期間じゃないんです。休みのときに何をするかが重要なんです。
テレワークなども利用して、ということだったので、
家でもやれる仕事はやろう、ということなのでしょう。
こういうことをトップがやる、というのは意味があると思います。
個人的には、こういう「育児時短」が普及してくれればいいと思っているくらいです。
「小人閑居して不善をなす」では無いですが、
時間が余ってろくでもない事に使うくらいなら仕事しながら育児すればいいんです。
育休取得だけに注目するのではなくて、
その方法とか中身に注目するような雰囲気になってもらえれば良いなと思います。