tipman's tips

家庭と物欲たまに仕事

最近子供たちと接するときに心がけている唯一のこと

最近、次女姉さん(5歳)の感受性が高くなってきたのか、

ちょっと褒めたり、お礼を言ったくらいでは満足しなくなってきました。

難しいお年頃です。

なんでも自分以上に出来る姉ちゃんと何もしなくても人気No1の赤ちゃんに挟まれて

ちょっと自己肯定感が下がっているのかな、とも感じます。

 

そこで、気をつけているのが

「具体的に褒める」

ということです。

「掃除を手伝ってくれてありがとう」ではなく、「雑巾のかけ方が上手だね」

と言ってみたり、

「絵を書いたのか」ではなく、「ここの色の塗り方が素敵で好きだな」

と言ってみたりすると

段違いでリアクションが良くなります。嬉しそうにします。

 

やっぱり具体的なほど真実味があるんでしょうかね。

そのへんが分かってきたということでしょうか。

上の子はなんとなく「いやっほう」って言っていれば喜んでたんですが。

同じように育てているつもりでもやっぱりちょっとずつ違ってくる。

 

育児の面白さとか、難しさってこの辺にありますよね。

無意識の部分がいつの間にか現れていたりしますから。

子供は親を映す鏡なんだな、と思い知らされます。

 

ただ、この具体的に褒める

というのはなかなか簡単ではなくて、ちゃんと子供のことを観察していないと

子供もピンとこない部分があったりして。

私としては自分がちゃんと子供を見られているかの評価軸

というか、親としての自己評価として使えるなと思っています。

 

ちゃんと観察することで、こちらとしても新たな発見があったりして

「いつの間にかこんな事もできてる」

なんてことに気付く回数も増えました。

 

 

これは家庭だけでなく、実は会社でも同様なんじゃないかと思います。

部下のことを具体的に褒めていますか?

私はあんまり出来ていませんが。

ひょっとして、自信を持って主体的に動ける人間を育てるのに

有用なんじゃないかと考えたりしています。

 

また、褒める、というのとはちょっと違いますが、

なるべく具体的に伝えてコミュニケーションを円滑にしていきたいな

というのはあります。

 

上への説明にばかり執心する雑なオジサン世代には無い我々世代の武器が

この辺になるんですかね。

ちゃんと育児を経験した世代の。

 

勝手に育ったではなく、元から育ってた、でもない、人を育てる経験を家庭でしているからこそ出せる価値を大事にしていきたいですね。

 

ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解

ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解

  • 作者:岸見一郎
  • 発売日: 2020/07/23
  • メディア: Kindle版