KSK×新しい生活様式
もう数日で、東京の緊急事態宣言も解除されそうです。
わが社でも、来るべき緊急事態宣言の解除に向けて
次亜塩素酸水を用意したり、座席間のパーテーションを用意したりと
急ピッチで全員出社の準備を進めています。
そうです。全員出社をさせる気なのです。
今回の緊急事態宣言を受け、テレワークを導入し、
一部ではそれなりに使えているように見える部署もありますが、
部長クラスからの評判がやはり微妙。理由は後述しますが、
「あれができない。これがしにくい」とできないことばかりに向けている企業の姿勢というのはやはり不安に感じます。
とはいえ、世の中の企業がこのままテレワークを導入するようになれば
見ていられないはずです。
ファーストペンギンになる気はさらさらないですが、
横並びから外れることは異常に嫌がりますし、採用活動でも不利になるでしょう。
「テレワーク制度はありません。全員毎日満員電車で出勤してください」
なんて学生達からしたら罰ゲームです。
部長クラスから、テレワークの評判が良くないことについてですが、
テレワークを導入すると、オジサンたちの3種の神機である、
「忖度」
「根回し」
「顔色伺い」
が使いにくいからではないでしょうか。
対面の機会が減っていくわけですから、上司の顔も部下の顔も見えなくなります。
それはこっちとしてもちょっとやりにくいところはありますが。
成果物で判断するという文化が薄いとちょっと苦労するかもしれません。
それから、根回しもやりにくくなります。
事前に話を入れておくことで本番の交渉がうまく行きやすいという事です。
飲み会や喫煙所でも頻繁に行われていますが、これがなくなります。
また、使えなくなると言っても、それだけではダメというだけで
まったく意味がなくなるわけではないと思います。
逆に3種の神機を使いながら新しい働き方に合わせていく人材が今後必要なのかな。
対面でのコミュニケーションが優位なのは変わらないと思いますし。
相手に合わせて使いこなす技術が必要になりそうです。
とにかく、「できない」理由ばかり文句言うのではなく、
どこまでできるのか、どうすればできるのか
を議論できる会社になってもらいたいものです。
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