【おすすめ絵本】はははのはなし
こんばんは
今日はわが家にあるたくさんの絵本の中から特にオススメの本を紹介します。
はははのはなし
昨年亡くなった、かこさとしさんの本です。
名前の通り歯に関する本。
歯磨きをするように仕向ける本は
今も昔もたーくさん出てますが、私はこれが一番いいと思ってる。
とにかく子供に対して遠慮がない。
媚を売らないと言ったほうがいいか。
他の本てのは、大抵、歯磨き粉に手足の生えたやつとかバイキンマンみたいな虫歯菌が出てきたりするんだけど
はははのはなしは、そんなことまったくしない。
食べかすをばい菌が食べて、歯を溶かす酸を出しますって、まるで教科書みたいな説明をするんだわ。
そんなの子供は喜ばないだろうと思うのは
大人の勝手な思い込み。
ちゃんと話せばちゃんと聞いてるんです。
うちの注意力散漫な次女は、よく本を読んで手もどっか気が散っちゃうんだけど
この本は不思議とじーっと聞くんだよ。
さらに、他の本は歯磨きの大切さにしか触れませんが、はははのはなしは違います。
歯磨きしても、甘いものをたべると、砂糖が酸に変わって歯が溶けます。
歯磨きをして、甘いものを食べなくても、好き嫌いせず何でも食べないと丈夫な歯になりません。
ってまったく妥協しない。
子供に対してごまかさず、はっきりと、わかりやすく伝えるという、
絵本の見本みたいな本です。