社畜にもよくわかる組合活動 その2
前回に続き、
成り行きで組合の委員になってしまったついでに
スーパーコストセンターである労働組合は
どんなことをしてみんなの稼ぎを食いつぶしているのかをレポートしますよ。
今回は第二弾と言うことで、
オルグについて。
うちの組合では、
年2回、冬と夏に各地区を回って会議(と飲み会)をするんだ。
これをオルグと呼んでる。
なんでそんな呼び方するのかは知らない。
どうも組合用語らしい。気持ち悪いね。
どんな事を話すかというと、
夏は重に一年間の活動報告と春闘の報告で、
冬は次の春闘に向けての要求内容の確認。
正直、書面で簡潔に出せばいいじゃん。
と思うけど、直接合って組合員の不満を聞くのも仕事らしい。
そしてそのあと、皆の組合費をじゃぶじゃぶ使って宴会をする訳だ。
このオルグが労働組合のメインの仕事と言っても良く、
ここでしっかり組合員の意見を聞いておくことが、
会社と従業員の双方が満足する交渉結果を導くことに繋がるんだ。
ただ、そこで出た要求が必ず通る訳じゃないし、交渉の場に出る訳ではないから気をつけないといけない。
結局最後の判断をするのは会社だしね。
でも、意見が公の場に出る事は無駄じゃあないからドンドントライするべきだとおもう。
要するに従業員の意見を会社に持ってく事が労働組合の本分なんだから
そこを見失ってる様なら存在してる意味ないですよねって事だ。