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オープンイヤーイヤホンってどこに需要あるかわからない

SONYからの新製品の発表があった。

そのなかに、耳を完全に塞がない、オープンイヤーイヤホンの

SBH82Dがあった。


 

 

XperiaEarDuoに代表されるこのイヤホンは、

音楽も外の音も両方聞けるというイヤホンで、

完全ワイヤレスのモデルや、有線モデルなどが出ている。

今回発表されたのはネックバンドのモデル。

 

実は、XperiaEarDuoは持っていて、時々使っているが、

正直に言って、非常にイマイチである。

音楽も外の音も両方聞けるというが、

実際は両方中途半端になる。

外の音が聴こえるから音楽はちゃんと聞こえない。

音楽が邪魔で肝心の電車のアナウンスが聞こえない、など。

もちろん音量を上げれば音楽は聴こえるが、今度は外の音が聞こえないのでオープンイヤーの意味がない。

 

特に、外を歩いている時なんかは、外音のボリュームが変わる。

具体的に言うと、電車に乗っている時とホームにいる時と道を歩いている時では外音のレベルが違うので

そのたびに音量を調整しなければならない。

一応、外音に合わせてボリュームを自動調整してくれる機能もついているが、

まるで使い物になるレベルではない。

 

また、音楽であれば外の音と一緒に聞くことができるかもしれないが、

オーディオブックやwebの学習講座などを聞こうとすると、

ゴニョゴニョしていて全く内容が把握できない。

 

唯一使い道があるのが、作業BGMくらいである。

適度に雑音が入るので、いいと思う。

だが、わざわざそのために購入するまでもないと思っている。

個人の感想だが、非常に用途が限られるイヤホンであり、

好んで使う人がいることが不思議でしょうがない。

 

無理にイヤホンをつけたまま外音を聞くのでなく、

普通のイヤホンのほうが使いやすい気がするが。。。