カネカが　ネット炎上で　株価下落中

化学メーカーのカネカがパタハラ*1で炎上している。

株価は年初来最安値を記録し、

ホームページからはワークライフバランス関係のページが見られなくなっている。

詳細は日経ビジネスの記事が細かく載っていて分かりやすい

概要としては、

男性社員が1ヶ月の育休を取得する。

育休から復帰した翌日、上司に呼ばれて翌月付けで異動だと通達される。

男性は異動の延期を相談するが、会社側は却下。

さらに、退職の前の有給消化も却下。

殆ど有給を使えずに退社。

1番の問題点は有給消化を認めなかったこと。

これは誰が見ても問題。

会社としてはもう落ち度しかみられないくらい。

こういう企業はまだたくさんあると思うけど。

上司は危機管理も部下の管理も出来ない。

総務側も育休取得の実例作っておいて気付かないフリという無能っぷり。

労働組合は有給消化出来ない会社と戦えないのなら、存在している価値がない。

ひょっとしたら、世に言う大会社病なのかもしれない。

体裁だけ整えてあとは知らんぷり、誰かがフォローするでしょ、とか

昔からうまく言ってたからこれで行くんだ、とか。

異動自体は仕方ない気はするが。

1ヶ月もいなかったら、今までやっていた仕事は他の人が割り振られるだろうし

ひょっとすると、そっちのほうがうまく回っていたのかもしれない。

と言うか、うまく回せている社員を復帰翌月に飛ばしたりはしない。

遅かれ早かれ異動なんだろう。

もともと会社とミスマッチがあったのなら、いずれは退社しているのだろうから、

ちゃんと有給消化させてやればよかったのに。

上司が感情的になってしまったのか。

男性社員も、多分もうちょっとちゃんと交渉すれば

有給消化くらいできたのではないか

カネカの給与体系分からないけど、一般企業であれば

6月末までねばればボーナスもらえたりするし。

何なら、退職代行サービスというのもあるらしい。

それにしても、

一人の社員のゴタゴタが株価に影響を与えるというのは

企業としては結構めんどくさいリスクだと思う。

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*1:パタニティハラスメント。

父親の育児参加に対するハラスメントマタニティの父親版。

何でもかんでもハラスメントのひとつ

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