DX(どうしようもなくダメ)
愛すべき昭和企業の弊社の副部長様がまた喚いていました。
「なんで最後に確認しないんだ」と。
それを横目に見ながら思いました。
「なんで最後に確認する仕組みを作らないのか」と。
不思議なんです。
何故か人力で100%できると思ってるんです。
ヒューマンエラーを盛り込まないんです。
失敗した場合にも、叱責すれば次はできると思い込んでいるんです。
The・根性論です。
システムを変えようとか、フローを見直そうみたいな考え方は微塵もありません。
それでいて、
DX、DXと呪文のように唱えています。
多分意味はわかっていません。
上から降ってきた言葉なので。
先日も「リスケ」に対して
「はぁ!?何だそれは」
と凄んでいました。
まじか
と思いました。
重症です。
でも、よく考えてみたらそんな人間ばかりでした。
カタカナはだめなんですって。
戦時中か。
なんの誇張も無く、コレですからね。
DXだなんだでベンダーとしてやってきたシステム屋さんはきっとそれをわかっていないと思うんです。
そんな状態で話しても、意思の疎通が取れないから、
変なシステムを誤解したまま入れて、
ちゃんとしたチェック機能も盛り込めていないので、
また根性で業務を遂行する。
という鉄板ルートです。
こっちも通訳はしますけどね。
はじめから想定していないと、要件に盛り込むのは不可能です。
システムのアップデートは大いに結構なんですが、
言語と考え方のアップデートが出来ないと、なんの変革にもならないと思うんです。
人員のトランスフォーメーションが先ではないんですか?
会社は人なんでしょ?