ナビスコカップの決勝とフジテレビと分かりやすい表現と嘘と誇張と悪ふざけ
正月も終わって、年末年始の長期休暇も最終日です。
なんとなくテレビを見ていると、
ルヴァンカップの決勝戦をやっていました。
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最近サッカーも見ていなかったので、
これはいいと見始めましたが、なんとなく馴染めません。
フジテレビのJリーグ中継が慣れないというのもありますが、
なんと言っても最高に違和感を感じるのが
選手のデータを紹介するときに五角形のグラフを使って表すところでした。
パワーとか、テクニックとかを5段階で評価して、グラフにしていました。
いやいや、ゲームじゃないんだから。
そんなんで戦力を表せるんならtotoなんて成立しませんて。
わかりやすさを優先した結果何でしょうけど、
個人的にはこれは勘弁してほしい。
テクニックが5段階で3ってのはどういう基準でもって判定してるんでしょう?
2でも4でも無いのはどういう理由なんでしょう?
要するに主観ですよね?
誰のかもわからない主観に基づく不正確な数字を見せられることがとても不快です。
難しい言葉を簡単に言い換えてしまう事で伝わりにくくなる、
興味を削いでしまう難しさがあるところにもつながるのかもしれません。
会社の資料でも、あえて書かない事もありますからね。
印象操作をすべて否定しているわけでもありませんが、
ちょっとエンターテイメントに比重を置きすぎているなぁ
とは感じます。
フジテレビのサッカーって
最近はあまり馴染みが無いけれど、昔はそれなりだった印象です。
なんと言っても煽りがとてつもなく上手なんです。
記憶に残っているのはやっぱりマンデーフットボールです。
クリスチャン・ヴィエリは完全に風評被害ですが、
日本での重戦車としての知名度は爆発的に上がったのではないでしょうか。
あれは悪ふざけでした。
(わからない人は動画見てください。)
悪ふざけは良くて、誇張は駄目って事もありませんが、
バランスですよね。
データとして個人の主観に基づく不正確な数値を出すのは余りに雑すぎるかと。
あと、試合途中のリプレイで選手の表情を振り返って流すの、あれなんなんでしょう?
ちょっと意味がわかりませんが、流行っているのでしょうか。